| 1. | 項目 | IASBとFASBは収益認識に関する再公開草案を公表 | |
| 2. | 設定主体 | 国際会計基準審議会(IASB)、米国財務会計基準審議会(FASB) | |
| 3. | 適用開始時期 | 未定(2015年1月1日以降に開始する事業年度よりも早くなることはないとされているが、早期適用が認められる予定) | |
| 4. | 概要 | 2011年11月14日 国際会計基準審議会(IASB)と米国財務会計基準審議会(FASB)はパブリックコメントを求めるために、収益認識に関する再公開草案を公表しました。本公開草案は、顧客との契約から生じる収益について国際財務報告基準(IFRSs)と米国会計基準(USGAAP)を改善及びコンバージェンスすることを目的としています。 | |
| 両審議会は、すべての企業にとって収益の財務報告が重要なものであるとともに、最終基準に起因する意図しない結果を避けたいという両審議会の願望により、公開草案を再公表しました。 | |||
| 本公開草案は、IFRS及びUSGAAPを以下をすることにより改善されます。 •収益認識の問題に対処するための、より確固たるフレームワークを提供する •既存の要件から矛盾を除去する •企業、産業及び市場間における比較可能性を向上する •改善された開示要件により、財務諸表の利用者により多くの有用な情報を提供する •会計指針の量を合理化することで財務諸表の作成を簡素化する | |||
| 本改正基準案の基本原則は、2010年公開草案(企業は顧客に約束の財またはサービスを移転した時に、顧客との契約から生じる収益を認識すること)のと同じであります。認識される収益の金額は、移転された財またはサービスと引き換えに顧客が支払う対価の額となります。しかし、2010年度の公開草案に関する約1000件のコメントレター及び広範囲に及ぶアウトリーチ活動からのフィーバックに対応して、両審議会はさらに原案を改善しました。 | |||
| 両審議会は、特に以下の点について改善をしました。 •財またはサービスが一定期間にわたって移転されると判断する方法に関するガイダンスを 追加。 •製品保証に関する提案を簡素化 •企業の取引価格(回収可能性、貨幣の時間的価値及び変動対価を含む)決定方法を簡素 化 •不利な契約テストの適用を長期サービス契約のみに変更 •契約が一年以下である場合、企業が契約獲得コストを費用処理することを認める簡便法を 追加 •USGAAPを適用する非公開企業の一部の開示の免除を提供 | |||
| 採用された場合、基準案はIAS第18号「収益」、IAS第11号「工事契約」及びおよび関連する解釈指針を置き換えます。USGAAPでは、FASB Accounting Codification(ASC)のTopic 650における収益認識のガイダンスを置き換えます。 | |||
| IASBの議長であるHans Hoogervorst氏は公開草案について、「売上高はトップラインであり、すべてのビジネスにとって重要である。我々の提案は、アナリストや投資者に収益が産業や大陸で一貫した基準で表示されているという信頼を与える。」とコメントを述べました。 | |||
| FASBの議長であるLeslie F.Seidman氏は、「収益認識に関する改訂公開草案は、原案と同じ基本原則に基づいていますが、受け取ったフィードバックに対応し、ガイダンスのいくつかの側面を簡素化し、明確にしました。本基準案は幅広い産業の企業に影響を与えるため、最終的な基準が最終化のものとして公表される前に企業、監査人及び投資者に十分理解されていることを確認するために、追加的な品質管理の手順を踏んでいる。我々は、人々がガイダンス案を理解する手助けをし、その他の懸念に耳を傾けるために、コメントの募集期間中に利害関係者との追加的なアウトリーチを実施する予定である。」と述べました。 | |||
| 公開草案に対するコメントの募集期間は、2012年3月13日までとなっています。公開草案については、こちらから入手することができます。 | |||
| 5. | RCカテゴリ | 会計基準 | |
| 6. | リンク先 | IASBウェブサイト、FASBウェブサイト |