| 1. | 項目 | FASBは複数事業主制度に加入する事業主の開示を改善するASUを公表 | |
| 2. | 設定主体 | 米国財務会計基準審議会(FASB) | |
| 3. | 適用開始時期 | 複数事業主制度に加入している民間企業に適用(早期適用可、遡及適用) 公開企業は2011年12月15日(非公開企業は2012年12月15日)より後に終了する事業年度 | |
| 4. | 概要 | 2011年9月21日 米国財務会計基準審議会(FASB)は複数事業主制度に加入する事業主の開示を改善するASU No.2011-09「報酬-退職給付-複数事業主制度(Subtopic 715-80)」を公表しました。 | |
| 本ASUは、複数事業主制度への事業主の加入に関する透明性の欠如について様々な財務諸表利用者の懸念に対処するものであります。複数事業主制度の特有の特徴は、一人の事業主が寄与した資産がその他に加入している事業主の従業員に対して給付金を提供するために使用される可能性があることにあります。これは、当該資産がその事業主の従業員のみに明確に指定されていないことによるものです。加入している事業主が必要とされる拠出を行わなかった場合、制度の積立不足の義務はその他の加入している事業主が負担する可能性があります。同様に、場合によっては、事業主が複数事業主制度への加入をやめることを選択した場合、脱退企業は最終支払額(脱退に係る債務)を制度へ支払うことが要求される可能性があります。財務諸表利用者は複数事業主制度に加入することに伴うコミットメントとリスクの認識を高めるために、追加的な開示を要求しています。 | |||
| 本ASUにおける改正により、事業主は複数事業主制度への事業主の関与について、定量・定性的な開示が要求されるため、より詳細な情報が財務諸表利用者に提供されることになります。 | |||
| ・事業主が加入している重要な複数事業主制度(制度名と識別番号を含む) ・重要な複数事業主制度への事業主の加入のレベル(事業主の制度への拠出額および事 業主の拠出額が制度への拠出合計額の5%以上であるか否かについての言及を含む) ・重要な複数事業主制度の財政健全性(積立状況、積立の改善計画が未決定であるかま たは実施されているかについて、ならびに制度は制度への拠出に課徴金を課しているか否 かについての言及を含む) ・制度への事業主のコミットメントの本質(いつ重要な制度への拠出を要求する団体協約が 満了し、それらの契約が制度への最低拠出額を要求するものであるかについてを含む) ・制度の利点の本質の説明 ・事業主が負うべき制度の債務の範囲に関する定性的な説明(他の事業主による雇用期間 中に従業員が獲得した給付金を含む) ・財務諸表利用者が制度についての財務情報(制度資産の合計額、年金制度上の将来給 付額の年金数理現価、制度が受領する拠出合計額)を理解しやすくするために、可能な範 で最新のその他の定量的情報 | |||
| 事業主の複数事業主制度への加入に関する認識および測定のガイダンスは本ASUによる影響を受けないため、変更はありません。 | |||
| さらなる詳細につきましては、下記のリンク先をご参照ください。 | |||
| 5. | RCカテゴリ | 会計基準 | |
| 6. | リンク先 | FASBウェブサイト |